一番奥の歯の入れ歯って出来るの?

大和市鶴間の歯医者、スギヤマ歯科医院のブログページです。

今回は一番奥の歯を1本抜いた時にそのあと入れ歯を作れるのか?という話をします。

実際にとてもよくあるケースなので、どうぞ参考にしてみて下さいね。

入れ歯とブリッジ・・・保険で出来る治療法

入れ歯とは抜いたところに人工の歯と歯ぐきを置いて、それを残っている隣の歯にバネで引っ掛けて固定する治療法です。

入れ歯は自分で取り外して毎日洗います。ブリッジと違って隣の歯を削ることなく作れますが、はめた時の大きさの違和感があります。

これに対して、ブリッジとは歯を抜いた時に両隣の歯を橋げたとして抜いた所に橋渡しする形で歯を作る治療法です。

具体的には、抜いた歯の両どなりの歯を橋げたとするため削ってかぶせ物をし、橋となる抜いた所の歯を含めて3本連結した歯を作って固定します。

ブリッジは固定式なので入れ歯と違って自分で外して洗浄する手間もなく、大きさや形もさほど違和感がなく、噛み心地も入れ歯より優れています。

大和市鶴間のスギヤマ歯科入れ歯について01

一番奥の歯の場合

さて一番奥の歯を1本だけ抜いた時のケースですが、一番奥ですから当然その後ろには歯がありませんよね。

先ほど書いた通りブリッジは抜いた歯の両隣に歯が存在していないと作れません。

したがって一番奥の歯を抜いた歯の治療法はブリッジは不可能なので入れ歯のみということになります。

では、実際入れ歯をつくるべきか?を考えてみます。

大和市鶴間のスギヤマ歯科入れ歯について02

入れ歯を入れるメリット

抜いたままにすると隣の歯が倒れてきたり、相対する噛み合わせの歯が伸び出してきたりして徐々に歯並びが崩れてきて、もっと噛みにくくなってしまう危険性があります。

入れ歯を入れて噛み合わせる場所をそこに作ってあげることで、こうしたことを防ぐ意味があります。

入れ歯を入れるデメリット

個人差はありますが、はめた時に入れ歯そのものの大きさから来る異物感があります。

また、使った後外して洗浄する手間がかかります。

寝る前も必ず外して洗浄して保管します。

さらに、バネがかかっている歯の周りに汚れがたまるのでむし歯が出来やすくなります。入れ歯を外して今までよりも小まめにしっかり歯磨きする必要があります。

まとめ

一番奥の歯が無くても手前の歯が揃っていれば物を噛むのにはとりあえず不自由がないことが多く、また見た目にも一番奥なのでさほど目立ちません。かえって入れ歯を入れる方が違和感が強く食事や会話がストレスになる方も多いです。

実際にこのケースで入れ歯を作ってみると、それらのストレスに慣れて使い続けている方は半分くらいかなという感じがします。また、下の入れ歯のほうが上の入れ歯より違和感が大きいと感じる方が多い印象です。

何本も歯を抜いた場合には入れ歯を入れないと食べられない(入れ歯をはめないで食べようとしても噛む場所が無い)ので入れ歯を使わざるを得ないのですが、一番奥の歯1本だけの場合は最終的にはその方の慣れ具合次第というのが現実でしょう。

大和市鶴間のスギヤマ歯科入れ歯について03

アドバイス

一番奥の歯に入れ歯を作った時に、私は次のようにお話ししています。

「入れ歯は一日中はめている必要はないので、例えば食事の前にはめて食事が済んだら外しても構いませんよ。」

「入れ歯を作る目的は噛む場所を作ってあげる事なので、毎日数時間でもはめていれば、歯並びの崩れは防げます。」

「外してしまえば元の状態に戻せるのでストレスはなくなります。逆に考えれば、自分の好きな時に入れて好きな時に外しておけるというのはブリッジには無い、入れ歯のメリットということも出来ますね。」

 

私たちは、ブリッジと入れ歯の選択も含めていろいろ相談にのっておりますので、ご自身のこれからの人生のためにどうぞ遠慮なくご相談くださいね。