保険適用の部分入れ歯、口を開けたとき目立たないようにできるか?

大和市鶴間の歯医者、スギヤマ歯科医院のブログページです。皆さまこんにちは。

さて皆さま部分入れ歯を作る時に針金が目立って気になることがありませんか?

部分入れ歯を口の中に固定するためには、残っている歯のどれかに金属のワイヤー(針金)を引っ掛ける必要があります。

金属のワイヤーは金属色なので白い歯に引っ掛けると、当然口を開けたときに目立ちますよね。

特に前歯に引っ掛けてしまうと、軽く会話をするだけでもチラチラと相手に見えるのでどうしても気になってしまいますよね。

歯科の保険診療では使える素材に一定の制約があります。

保険が適用される部分入れ歯は、歯に引っ掛ける部分は金属のワイヤーを使う決まりになっています。

ですから保険で作る以上は目立つことはどうしても避けられません。

でも少しでも目立たないようにいろいろ工夫をすることは可能です。

今回はそれをご紹介しますね!

【工夫その1】お口の状態を考える

その方のお口の大きさ、お口の開き方、お口を開けたときの唇の広がり方などを見て、少しでも目立たないところにワイヤーを引っ掛ける。

【工夫その2】歯の状態を考える

その方の歯並びや歯の位置、大きさを見て同じ歯でも少しでも目立たないような位置にワイヤーを引っ掛ける。

【工夫その3】ワイヤーの形を考える

ワイヤー自体の長さ、太さ、引っ掛ける位置を少しでも目立たないように工夫する。

【工夫その4】最後の手段は思い切って

ワイヤーを一切使用しないで部分入れ歯を作る。

ただこの場合当然ですが入れ歯を固定する事が出来ないので、お口の中に入れてもすぐ外れてしまいます。

毎日ご自分で、部分入れ歯用の入れ歯接着剤(入れ歯安定剤)を使う必要があります。

【工夫その5】番外編

さてここまで読まれた皆さま、それならば

「そもそも歯に引っ掛ける部分をワイヤー(金属)以外の見た目に目立ちにくい色をした素材で作ればよいのでは?

と思われたかも知れません。

実はその通りで、保険適用ではないので今回のブログ趣旨からは話がそれてしまいますが、歯ぐき色をした樹脂という素材で引っ掛ける部分を作る入れ歯があります

金属を一切使用しないのでかなり目立ちにくくできます。

ご参考までに今後の治療の選択肢としてどうそ。

まとめ

いくつかの工夫について書いてきました。が、しかし、もう一つのハードルがあります。

それは、

保険適用の入れ歯でどの程度までこうした事を考えて作ってもらえるか?担当医にどの程度まで相談に乗ってもらえるか?

ということです。

このハードルは、その歯科医院や担当医のスタンスによってかなり変わります。

皆さまのほうから、こうした相談や質問を気軽に担当医に投げかけることができる診療環境の歯科医院かどうか?と言い換えることもできますね。

入れ歯に限らず、担当医と皆さまとの相互信頼関係ができるとよいですね!