こんにちは、アシスタントスタッフの塩川純子です
暑さが厳しくなってきましたね。
突然ですが、皆様はお気に入りのテレビ番組がありますか?
私の好きな番組のひとつに、『カンブリア宮殿』という経済トーク番組があります。
様々な業界で活躍されている経営者や政財界人を毎回スタジオに招き、
メインインタビュアーを務める作家の村上龍さん、
アシスタントの女優 小池栄子さんと対談を繰り広げる、というものです。
「こういう発想で新たなビジネスが生まれるんだ…」
「こうすると人は育つんだ!」
「うちの子どもたちも、こんな経営者の下で働けたら幸せだなぁ。」
「こんなお店が近くにあったら、私も通っちゃうなぁ。」
などなど、観るたびに感動するばかり。
そして番組の終わりに、村上龍さんの編集後記が短く流れ、
その企業の魅力や、その回の“肝”とも言うべきひとことが
最後にズバリ!と表示されるのです。
そこでまた、「はぁ~、言葉の豊かな使い手は、こうまとめて表現するのか…」
と、感心している私です。
さて、そんな『カンブリア宮殿』で、今年1月、山形県酒田市の
とある歯科医院の取り組みが紹介されていました。
“歯医者は虫歯になったら行くところでなく、虫歯にならないように通うところ。”
と、「予防治療」を徹底して推し進めてきた医院です。
開業当初は理解を得るのが難しく、大変ご苦労されたそうですが、
信念を曲げず「予防」の必要性を訴え続け、今ではなんと、
市民の1割がその歯科医院に通っているとのこと!
学校での虫歯予防教育にも力を入れていて、
20歳までの酒田市民の虫歯の本数は1本以下だそうです!
当院でも『メンテナンス』という呼び方で予防に力を入れていて、
歯周病の進行抑制、虫歯の予防・早期発見のため、
多くの方にお役立ていただいています。
予防診療には保険がきかないため、それなりの費用がかかりますから、
正直なところ、私も当初は「なかなかいいお値段するなぁ」と思っていました。
でも、その番組でインタビューを受けていた方が、
「美容院やエステに行くのと同じような感覚で、定期的に歯医者へ来ている」と
おっしゃっているのを聞いて、なるほど!と納得してしまいました。
歯周病菌が全身疾患をも引き起こす、と最近よく耳にします。
歯石を放置し、歯周病が進行して歯茎から出血すると、
口の中の様々な細菌が血流にのって全身に回り、
動脈硬化・高血圧・脳卒中など重大な病気の原因にもなるとのこと。
定期的にメンテナンスをすることで、見た目がきれいになり、
お口の中がスッキリするのはもちろんですが、
お口だけでなく、全身に関わる病気の予防にも繋がります。
美容院ばかりか、ネイルサロンに通う人も多い時代。
数か月ごとに髪や爪を手入れすることを考えれば、
全身の健康にも影響する「歯」を定期メンテナンスするのも納得!と
思わされた一コマでした。
*** 当院のメンテナンスで使用している歯ブラシ『ルシェロ』と『ピセラ』 ***
先端部分が少し長く飛び出しているため、
磨き残しの多い奥歯の奥まで届きやすくオススメです!