神経を取るとは?(続き3・・・最後のリスク)

皆さま、こんにちは。大和市鶴間スギヤマ歯科医院、院長の杉山順一です。

今回も神経を取るとどうなるか?の続きで、最後のリスクについてです。

神経を取る治療の成否は、根っこのかたちに大きく左右されます。
根っこが細かったり曲っていたり分岐していたりすると、格段に作業が難しくなります。

元々根っこは歯茎の中にあるので、直接目で見ることができません。誤解を恐れずにあえて言うと、神経を取る治療は半分以上手探りの作業です。奥歯などは口の開き方によっては治療器具を根の中に差し込むことすら容易ではありません。

根っこの形が複雑になればなるほど治療回数が増え、また回数をかけても治療の成績が悪くなり、数年から数十年経ってからその根の周りに膿が溜まってしまう、ということになる場合があります。

膿んでしまった時は、また根の中を再度消毒する治療をしますが、これとて初めて神経を取る時以上に治療が難しくなり、結果的に再消毒しても膿が治らずに歯を抜く結果になってしまう事も多いです。

結論自分の歯を長持ちさせるために一番大事なのは、神経を取らないこと!

それには痛くないうちに虫歯を早めに発見する、定期的な健診をしてゆくことです!