皆さま、こんにちは、院長の杉山順一です。
2020年になりました。今年は何といってもオリンピックでしょう。今からワクワクしますね!
さて、今回のお話は治療方法を選択するときの考え方についてです。
はっきり言いますが、歯科治療で「こうすれば何もかもがうまく行く」というものはまずほとんどありません。もちろんそういう方法があれば私はプロとしてそれを強く勧めます。
この方法でやるとこういうメリットがあるが同時にこういうデメリットが出てくる・・・そのデメリットなくすにはこういう方法にすればよいが、そうすると今度は別のこういうデメリットが生じてしまう・・・
私たちはいつもそれぞれの方法のメリットとデメリットを天秤にかけて考えています。
そして、その患者さまにとってよりメリットが多い治療方法を採択しています。
しかし一番大切に考えているのは実は医学的なメリットデメリットの天秤ではありません。
私たちが最も頭においているのは、その患者さまの希望・価値観です。なぜならそのメリットデメリットを受けるのはその患者さまだからです。その方にとって最良の結果でなくてはなりません。私がメリットを受けるわけではありません。当たり前ですよね。
ただ、治療の選択肢を説明されても正直自分でもよく分からない、その状態で方法を選べと言われても困ってしまう・・・という場合も出てくると思います。その時は何度でも質問してくださいね!そしてご自分の言葉で構わないので希望をできるだけ私たちに伝えてくださいね!
私たちと一緒に、あなたにとって一番メリットが多いやり方を見つけてゆきましょうよ!