抜歯後の治療について

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
スギヤマ歯科医院、院長の杉山順一です。
寒い日が続きますね。体調にはくれぐれもご留意ください。

さて、歯を抜いた後の治療は「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つがあります。皆さまはどの治療方法を選ばれますか?
長年皆様のご意見を伺っていると、実はある言葉をとても良く耳にすることに気づきました。それは、

まだこの年齢で入れ歯はちょっと・・・
入れ歯って聞くとなんかお年寄りがするものという感じで・・・

というものです。

確かに入れ歯には欠点があります。針金が目立つ・違和感・面倒さ・噛み心地の悪さなどなど。しかし利点もあります。残っている自分の歯をほとんど削らなくて済む・必要ない時は外しておける。

もちろん第一に重視すべきは皆様のお気持ちです。気持ちの上で引っ掛かりがあると毎日の生活でストレスが増してゆきます。ただブリッジで健康な歯をたくさん削ってしまうことはその歯の将来にとって大変なリスクです。私は、皆様の気持ちを承知したうえで、入れ歯という選択肢も十分ありだということをあえてアドバイスしています。(もちろんインプラントもありですよ。)

「1本でも歯を失ったその時から、お口の機能は大きく変わってしまったということを自覚してほしい。それまで自分歯がそろっていた時ほどにはサクサクとは噛めないのだということ、自分の年齢はさておきお口の状態はもっと高年齢になったのだということ、ご自身の頭の中の意識を変えて歯を労わってほしい。今後他の自分の歯へのリスクが急激に増えて、将来順々に抜く結果になるという悪循環にハマってしまいますよ。」

皆さま、20歳・30歳代であっても歯を抜いたらこの意識改革をぜひ実行してください

そしてなにより、自分の人生の中で1本も歯を抜かないですむように、若い時から意識をしてケアをして下さい。悪循環にハマった方の不便な人生をたくさん診てきた私からの、老婆心ながらも切実なお願いです。