神経を取るとは?(続き1)

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
大和市鶴間スギヤマ歯科医院、院長の杉山順一です。

昨年はスギヤマ歯科医院のブログをお読みいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、昨年の続きです。
神経を取るとその歯は脆くなります。では脆くなるとどうなるか?

自分の噛む力によって、歯が割れてしまいます!

特に硬いものを食べたわけではなくても、いつも通りの食事をしていても、ぐっとひと噛みした瞬間にバリッと歯にヒビが入ってしまいます。割れ方が少なければ、詰めたりかぶせたりの治療が出来ますが、歯の根っこまで割れてしまうとその歯は抜くしかなくなります。

そして、実際に根っこが割れて歯を抜くケースは実はかなり多いのです。
決して稀なことではありません。
特に噛む力が大きくかかる大臼歯(一番奥の歯と奥から二番目の歯)が割れやすく、この歯を抜くと物を噛む能率が大きく落ちます。

10代20代と言う若い時に神経をとった歯は、その後の60年70年という長い人生の中でどこか割れてしまうリスクはかなり大きいと言えます。
30代40代で入れ歯で食べる生活が始まってしまうとなると、その方の人生はとても不自由なことでしょう!(入れ歯で噛む力は自分の歯で噛む力の三分の一と言われています)

そしてさらに困ったことに、割れるのを予測して予防する手立てがないのです。
噛んだその瞬間に割れてしまうので、仮に定期的に歯科検診を受けていても私たちもいつ割れるかなど予測不可能なのです。

さっきまで噛めていた歯が一瞬にして抜く羽目になってしまう、と言う怖さ!
とても不幸なことですよね!

 

次回は神経を取るとは?(続き2)です。